マゴチって知っていますか?
釣ったことありますか?
釣ったことなければ釣ってみましょう!
お刺身で食べると、ヒラメよりプリプリしていて食べ応えもあり、唐揚げにすると鶏肉の唐揚げような触感で、何にして食べても美味しいです。
ヒラメを狙いに行ってもつい、マゴチがいないか探ってしまいます。
ヒラメシーズンになると一緒に狙って釣れる身近なターゲットです。
個人的にはヒラメよりも食べた時の触感がいいし、ヒラメより釣りやすいのでよく狙います。
お腹から下の身は、骨が無いのでは妻と子供に・・・
私はお腹付近しか食べれませんが・・・汗っ
家庭の事情は置いといて、そんな美味しいマゴチを簡単に釣る方法を教えますね。
釣り方簡単♪ 基本的にはヒラメと一緒
基本的にヒラメと使う物はいっしょでOKです。
マゴチを狙っているとヒラメも釣れちゃうことは、あるあるです。
なので、以前に書いたブログを載せておきます。☞こちら
それでは説明していきます。
釣り方は簡単。離岸流(カレント)を見つけ、その中や周りに投げて巻いてくることで釣れます。
離岸流=カレントの見つけ方は少しコツが要ります。簡単に説明すると、
まず、浜を見渡してみると一直線ではないことに気が付くと思います。その中で出っ張ている所や引っ込んでいるところがあると思います。出っ張りと出っ張りの間がカレントが発生する場所の一つの目安です。
他には、海を見ます。
そうすると、モヤモヤと波が出来てきて、崩れていきます。当たり前ですよね。
その波の崩れ始めた最初のポイントを頂点に△を作って端っこがどこか見ます。
同じタイミングでも、別のタイミングでも構いませんが、その隣に発生する波にも同じように△を作ります。同じように端っこを見つけます。
そして2つの△をつなぎ合わせ・・・△と△の間がカレントだって見方もあります。
海を見て判断した方が確実ですね。
それでもわからないときは、引き抵抗の大きいルアーを使い、一投ずつポイント横へ移動していきます。そうすると流れの強い所=カレントが発見できます。
他にも、釣りはしないが荒れているときに海を見に行き、△と△の間を見つけると狙いをつけやすいですね。
お勧めタックル紹介
サーフから狙うので必要な物をまとめてみます。
- 9~10フィート位の竿・・・40g位のメタルジグがフルキャストできるくらいの物
- リール・・・4000~6000クラスのスピニングリール…基本4000番でOK
- ライン・・・PE1~2号+リーダー6~10号…1.2号+6号あれば十分
- ルアー・・・詳しくは別の記事で説明します。
- ベスト・・・腰巻ベルトが付いているものがお勧め。※ライフジャケットとは違うので要確認!
- ウエーダー・・・季節によって、寒いならネオプレン素材を選ぼう!
- フィッシュグリップ・・・無くても何とかなる
- ストリンガーor入れておく袋・・・釣れた魚を引っかけておくor活かしたままキープ
- ナイフ・・・血抜き用
- ライト・・・朝マズメ狙い・夜間は必須
- プライヤー・・・ラインを切る・針を外す必須
こんな感じです。
竿・リール・ラインについてなんですが、季節によって大型青物も混ざる場合、別タックルを用意する方もいれば、1つのタックルで全てやる方もいますので幅を取らせてもらいました。
ベストにつてですが、腰巻ベルトのあるタイプは、腰への負荷軽減が全く違うので、確実に腰巻ベルト有を選んだ方が良いです。
ここまで本当に一緒でOKです。
狙うポイントについて
狙うポイントについては、前述したようにカレントがある場所の周りと書かせてもらいましたが、△の頂点の向こう側も絶対に狙ってほしいポイントの一つです。
なぜなら、そこから地形変化の始まりだからです。地形の変化がなければ、波は崩れないし、崩れる頂点は、浜を見渡した時の出っ張っている部分だからです。
カレントの始まりのちょい手前なポイントも狙いどころです。
そんな場所に他の魚も集まります。
他にはサンドバーと言って、潮の流れなどにより、浜と平行にできる海中の砂丘みたいなポイントもあります。
そのサンドバーの切れ目も狙うべきポイントの1つです。
ここも同じですね。
誘い方について。マゴチとヒラメでちょっと違う
ミノーやシンキングペンシルを使って狙う場合はゆっくりと一定層を巻き、時折チョンチョンと竿先を少し振る程度でOKです。←これはヒラメと同じです。
あくまで狙って釣りたいので、より自然に口を使わせるためです。
ここだっていうピンポイントに来たら、ルアーを動かした方が釣れると思うのであれば少しルアーに変化を与えてあげるくらいのイメージ良いです。←これもヒラメと同じです。
メタルジグやバイブレーション、ヘビーシンキングタイプのルアーは、水深を図ったり、流れや地形変化を探るためのルアーと個人的な解釈をしているので、これらには依存しません。←これもヒラメと同じです。
ですが、底でルアーをモゾモゾしていても誘いになるので、底を這わせ巻いてくることも有効な手段となります。
メタルジグやバイブレーション、ヘビーシンキングタイプのルアーばかり使っていると、リトリーブスピード(巻き速度)に依存してリアクションバイトで魚を釣ることになるので狙って釣るとは掛け離れます。←これもです。
ただ、ヒラメとマゴチで少しだけ違うのは、狙うレンジ(水深)をほんの少し底付近に寄せてあげると良いです。
イメージ的には、
- ヒラメは海底よりも上の層を引く
- マゴチはヒラメより一段下のレンジを引く
- 底に当たったり当たらなかったりするくらいのところを引く
これらを意識することで、ヒラメとマゴチを釣り分けることもできます。
たまに釣れちゃいますけどね・・・
私は投げて→着底させ→少しだけシャクリ上げレンジを上げてゆっくりゆっくり巻いてくる→再び着底したら竿をほんの少しシャクリ上げる→少し放置orまた一定層を巻いてくるという事を意識して巻いてきます。
狙った時のアタリの出かた
狙って釣りをしているときは、食い上げバイトを捕っていく感じになります。
ゆっくり巻いて止めては必要であればチョンチョン動かす中で、ラインのテンションが抜けるようなアタリがでます。
フワッとした後にガツンと来るアタリで、フワッとした時点でマゴチはルアーに嚙み付いているのでその時点で合わせ、取り込みます。
リアクション時のアタリの出かた
リアクションの場合は、早巻きだったり、大きくルアーにアクションを付けていた時に突然グッと竿が曲がりアタリを感じ、アワせから取り込むことを言います。
アタリからアワセのタイミングが遅くなる事がデメリットです。
リアクションバイトには、比較的小さな個体が反応しやすい等のデメリットがあると個人的に解釈しています。
どちらのアタリも悪い訳ではない
アタリ方についてウンチクを言ったものの、アタリがあるという時点でマゴチを釣ることに関しては魚のいる場所で釣りをしている事実には変わりはないので、どっちが正解とかは言えませんが、個人的に狙って釣るときの喰い上げてくるアタリの方がデカいマゴチをキャッチできた経験が多いです。
ヒラメと違いマゴチの方が、アタリ方が竿に出やすいです。
まとめ
マゴチは比較的簡単に釣れます。
そしてヒラメとマゴチは要る場所が酷似しています。なのでやり方が被るがイメージとしてはヒラメを狙うレンジより一つ下を狙ってみてください。
カレント見つけて、投げて巻くだけ。←ここはヒラメもマゴチも同じです。
食べて美味しいし、狙って釣れるようになれば寿司屋さんへ行かなくても美味しいヒラメが食べられます。
また時期によっては、ヒラメや青物・真鯛等、釣れちゃいます。
そしてヒラメタックルを揃えれば他の釣りへのバリエーションが増えるので是非狙ってみてください。
最後に
私は、ヒラメの釣り方についてブログを書きましたが、食べるだけならマゴチの方が好きです。
マゴチは鶏肉のような触感で独特の香りもあり、身もヒラメより触感が良いです。
個人的に、マゴチの方が釣り易いし食べて美味しいのでマゴチ推しです。
ただ、世間的にはサーフでヒラメを釣ることが流行っているので・・・
本音はここまでにして、マゴチもヒラメと同じ高級魚でありながらも、釣り易いターゲットです。
興味を持たれた方が居たら是非チャレンジしてみてください。
サーフで狙える魚について、他も知りたい方はリンク貼っておいたので是非見てみてください。
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