スズキって知っていますか?
セイゴ→フッコ→スズキと成長とともに呼び名が変わる,いわゆる出世魚と呼ばれる魚です。
当然、海にいますが河川にもいます。
釣ったことありますか?
釣ったことなければ釣ってみましょう!
シーバスって呼び方が一般的かもしれません。
シーバス釣りはとてもゲーム性がある釣りで、様々なルアーなどで狙って釣れる、とても魅力的な釣りです。ただ、ルアーやワームなど、かなりたくさんの種類があって、どのルアーを使えばいいのかわからない・・・なんてことがありますよね。
上記以外にも、潮周り・狙うポイントなど色々な要素が合致して初めて釣れるような魚なので、難しく考えてしまっている人も少なくありません。
仲間でシーバスを釣っている人がいたら一緒に行って教えてもらうことが一番成長しやすいです。
いなければなおへーブログ是非読んでいって下さい。
今回は河川でシーバス釣りを始めたばかりの方に向けた、なおへー的釣り方を、なるべく簡単に紹介していきたいと思います。
今回は、河川でルアーを使ってシーバスを釣る方法を紹介してみます。
それでは説明していきます。
釣り方簡単♪ 河川(夕方~夜間)ver.
釣り方は簡単。
ルアーを使い、シーバスのいそうなポイントの向こう側へ投げて巻いてくる。
☝ここ、一番重要なポイントです。
雨が降り濁りが出て海が荒れていればさらに釣りやすいし、海から河川にシーバスが入ってきます。
後で説明しますが、【狙って釣る】ので、いるところにピンポイントで投げ入れても大半は釣れないか、釣れてもリアクションバイトといって、(イメージとして)ビックリした拍子にシーバスが口を使ってしまういわゆる【釣れちゃった】ってことで、再現性がないので個人的にはリアクションバイトを意図的に起こさせて釣りをすることはお勧めしません。
なぜなら、リアクションバイトを追及しても、普通に釣れるようにならなければ意味がないからです。
人間もビックリすると条件反射で、手や足が出てしまう事がありますよね。
魚は口を使ってしまうんだと、個人的に思います。
どんな釣りでも同じですけど、基本に徹して応用は後で覚えればいいからです。
それから、時合いと言ってシーバスが釣りやすくなるための、チャンスタイムがあります。
参考程度の一例ですが、私の良く行く河川のあるポイントでは、満潮から干潮に向かう一時間半後位の時に、時合いが来ます。
水深・流れの強さ・シーバスがベイトを追い込むときのやりやすさ・捕食しやすさが、この河川では時合いを成立させる条件だと感じています。
他の河川だと干潮になる2時間位前に時合いが来るような場所もあります。
上げ8部とか持ち込みいっぱいになど、聞いたことあるかもしれないですが、それらが時合いと呼ばれるものだと私は解釈しています。
タイドグラフ(潮見表)を活用しよう
どんな魚を狙う際にも気にかけてほしいのがタイドグラフです。
ポイントをざっくり4つ抽出してみました。
- 何時に満潮or干潮なのか?
- 潮の動きが大きい時間帯はどこか?
- 大潮~小潮、あなたの釣りに行く日の潮の大きさは?
- 新月なのか満月なのか
潮周りについて、ポイントを押さえて釣りをすることで、あなたの釣り場で何時~何時位までが比較的釣りやすいか?などが見えてきます。ただこればかりは河川によって時間が異なるので一概には言えないと個人的に感じています。
これは主観ですが、今まで釣りをしてきた中で、大・中・若・長・小潮とある中で、
- 大潮は時合いが短いが、爆発力がある
- 中潮は大潮より時合いは長いが、爆発力がそこまでない
- 小潮は時合いがハッキリしなく、爆発力もあまりない
こんな感じです。
なので、潮見表を見て、同じポイントにタイミングを合わせて通う事が釣るための近道だと思います。
河川の変化を探そう
河川でシーバスを狙う際に、闇雲にルアーを投げて巻いてきても釣れることはそれほど多くはありません。
まず、スマホなんかの地図アプリで、河川全体を見てください。
- 河川のカーブしている所・・・カーブの外側が水深が深く内側は浅い
- 生活排水用のドブなどの流入場所・・・河川とは別の流れの発生
- 小さい流れ込み・・・河川とは別の流れの発生
などが河川の変化になるので、目星をつけておきましょう。
シーバスを探そう
河川の変化を探せたら、次はシーバスを見つけてみましょう。
簡単な見つけ方は、河川の変化しているポイントを見に行きます。
- 小魚(ベイト)などがいるか
- 地形の変化があるところ付近が時折騒がしいか
- 捕食音(ボイル)が聞こえるか
こんな感じであればシーバスのいる可能性があります。
他にウグイ・キビレ・クロダイ・ナマズなどもいる可能性もあります。外道ですね・・・
釣り慣れてくると、シーバスのボイルなのかキビレのボイルなのかなど、判断できるようになってきます。
ルアーを投げてみる前にシーバスの動きを観察しよう
・河川の変化・シーバスが探せたら、シーバスとベイトの観察です。
キャストする前に、まず河川の中の状況を観察します。闇雲に投げても、釣り場が荒れてしまい釣れる魚も釣れなくなります。
- 小魚(ベイト)がいる場合・・・シーバスが捕食モードになっていれば周りの小魚が騒ぎます。そしてシーバスは地形の変化している場所=シーバスにとって捕食しやすい場所。そんな場所へ追い込んでベイトを食べます。
- 地形変化付近が時折騒がしい場合・・・シーバスがベイトを捕食している、ベイトを追い込んでいる。
- 捕食音がある場合・・・捕食しているので、どこでボイルしているのか観察します。
上記3つのポイントポイントに共通して言えるのが、小魚が騒がしく追い掛け回されて、シーバスは捕食モードになっていることなんです。
そして、そのボイルがどんな時に起きているのかをよく観察します。
シーバスの居る場所を絞ることが大事です。
ルアーをキャストしてみよう
例えば、ベイトが上流から下流へと流れてきて、地形の変化するところでベイトを捕食している場合、捕食場所をルアーが通るように捕食場所の先に投げて巻いてきます。
この時に、ベイトが大きく騒いだり、ボイルが出たりします。スグにそのポイントの先へ投げるより、シーバスが本来待機するであろうポイントへ戻る時間を考慮して、一呼吸おいてキャストしてください。
タイミングが合えば釣れますよ。
上記の例では、ベイトが上流から下流へと流れてきて逃げ惑う→地形の変化するところでベイトを捕食している場合。
ですので、ルアーは上流側に投げて流れに負けないくらいの速さで巻いてきます。
アップクロスやアップストリームとか専門的な呼び方もありますが、用語はそんな重要ではないので気にしないでください。
使うルアーに関しては、水深やボイルするのかベイトが騒いでいるのかによって変えていってください。
河川でのシーバスお勧めタックル紹介
河川で狙う場合
- 6~9フィート位の竿・・・河川の幅や使うルアーのウエイトによって
- リール・・・3000番~4000番クラスのスピニングリール
- メインライン・・・PE0.8~1.5号…1.2号がお勧めです。
- リーダー・・・4~8号…使う物・狙うsize・障害物によって選択…6号~がお勧めです。
- ルアー・・・シーバスの反応する所や、河川の水深に応じて選ぶ
- タモ・・・3m~5m程のタモの枝+60cm位のネット お金に余裕があれば、タモを折畳めるジョイントパーツを利用しましょう。
- フィッシュグリップ・・・釣れた魚の口を掴むために
- ライフジャケット・・・命を守るため。ウエストタイプが動き易くお勧めです
狙って釣るとは?
私の個人的な狙って釣るという事は、
- 河川の状況を的確に判断する
- 確実にシーバスのいるポイントに訪れる
- シーバスとベイトの観察をする
- 少ない投数で確実にバイトに持ち込む
という事です。
まとめ
河川でのシーバス釣りはコツさえ掴めば比較的簡単に釣れます。
釣れる基本を覚えて、なるべくキャストしたい欲を抑えて先ずは状況の観察。
ボイルやベイトが騒いでいたらどういったサイクルでそれが発生するのか観察。
満潮~の下げ、干潮~の上げで、どこかしらに時合い(捕食モード)があるので、あなたの釣りをする河川のポイントごとの時合いを把握する。
是非、狙って釣ってみてください。
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